「たのしい」だけしかない

14/September/2024 in Kraków

*English ver

一昨日、18時ごろ。

クラクフのオールドタウンを歩いていた。

空は夕日で柔らかく焼けていた。

たのしい、と思った。

胸おどるたのしさではなくて、平和な、平和ゆえのたのしさだと思った。


「今」という点にしぼれば、自分の状況に問題はなにもないんだ。

身体的、精神的な問題はない。

金銭的にも、別に明日のやりくりにこまっているわけではない。
カフェにも行ける。寝るところもある。好きな音楽を聴いていられる。

外国、しかも自分のもっとも好きな国に来て、こうやって好きなように生活している。

「過去」をふり返れば、たしかに思うことはある。
「未来」を考えれば、懸念も湧いてくる。

しかし「今」に焦点を合わせれば、不安も懸念もない。

つまり「平和」ということ。
つまり「たのしい」ということ。 


そう結論づけた。