芸術家の夭折

19/October/2024 in Kraków

*English ver

芸術家の早世とは不思議なものだ。

若くして死んでいるほど、彼が芸術に対して、人生に対して、誠実であったように見えてしまう。

不慮の死、特に自殺をした芸術家こそ、もっとも誠実な人生を生きたように見えてしまう。

長生きして人生を全うしたような芸術家は、人間としては満点だが、芸術家としては数段劣るように見えるのである。