サラエボのノマドカフェ

7/September/2022 in Sarajevo

2022年8月から9月の1ヶ月間、ボスニア・ヘルチェコビナの首都サラエボに滞在した。

セルビアのノマドカフェを紹介した前回の記事に続いて、今回はパソコンを持ち込んで作業をするのに適したカフェを紹介する。

(*なお日本ではカフェが学生や労働者の第2の部屋のようになっており、カフェで仕事をしている人の数も、彼らが一つの席を占有している時間も長いが、ヨーロッパではカフェはあくまでカフェであり、以下紹介する場所でもパソコンを持ち込んでいる人はあくまでも少数に留まることを最初に注意しておく。)


全体的にサラエボには、いわゆるサードウェーブ系のカフェは少ない。

カフェの数自体は多いが、そのほとんどがトルコ式のコーヒーを出す店や、酒を出すバーとの兼用といえる。

その中でも質の高いコーヒーを出す筆頭はKAWAである。

Address : Dženetića čikma 16, Sarajevo 71000

Google Map : https://goo.gl/maps/shXseYN7vZUUoEBY9


平日に来ると、パソコンを持ち込んで作業をしている人を必ず複数見かける。コーヒーの質もサラエボでは高い。

アーティストやクリエイティブ系の人を多く見る、トレンディーなカフェでもある。

次はこの近くの「Fabrika Coffee Sarajevo II」。

Address : Dalmatinska 2, Sarajevo 71000

Google Map : https://goo.gl/maps/pieTQXPtFCtMfAet9

ここは一つ目の店舗がOld Town近くにあるが、そちらはイスが複数外に並べられたテイクアウト専門のような形なので、パソコン作業には向かない。

しかしこちらは内部に中二階のようなところもあって、イスと机で作業ができる。

私は一回しか行っていないが、ここよりはKawaの方を好む。

次に紹介する「Caffe Meeting Point」は、おそらくローカルの人しか知らないようなところである。

近くに大学があるので、いつも若い人が多い。パソコンを持ち込んで作業をしている人もそれなりに見かける。

これまでの私の経験では、ここが唯一長居をしていてあまり居心地が悪くならないところである。

それは店内が非常に広く、そして若い学生が長居をしているからである。

これ以外にExpatsの間で人気のカフェに「Coffe O'Clock」というところがあるが、2022年9月現在、ここは閉店している。

また有名なところでは、旧市街地近くにある「Ministry of Ćejf」。

ここはローカルと観光客の両方から人気がある。

前を通りかかると、時折りパソコンを広げている人を見かけるが、私はここでパソコン作業をしたいとは思わない。

それは店が非常に小さいからである。

これら以外では、Avaz Twist Towerの中にコワーキングスペースがあると聞いたことがあるが、私は尋ねたことはない。

全体的にサラエボにはノマドカフェは少ないといえる。